ナッツとチョコレートのやさしい甘さから、桃とレモンの明るい余韻へ。滑らかな質感と透明感を楽しめるピンクブルボンです。
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No.55 コロンビア エル・ミラドール ピンクブルボン オキシデーション
チョコレートの甘さから、桃とレモンの透明感へ。
淹れたてに広がるのは、香ばしいナッツを思わせる穏やかな香り。
口に含むと、チョコレートのような滑らかな質感と、角のないやさしい甘さが広がります。
温度が下がるにつれて、桃のようなみずみずしい甘さと、とろりとした質感が現れ、レモンを思わせる爽やかな風味が余韻を軽やかに整えます。
親しみやすい甘さと、スペシャルティコーヒーらしい透明感。その両方を、一杯の中で楽しめるピンクブルボンです。
こんな方におすすめ
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ナッツやチョコレート系のコーヒーがお好きな方
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強い酸味や発酵感が苦手な方
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苦味だけではない、やさしい甘さを楽しみたい方
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桃やレモンを思わせる明るい果実味がお好きな方
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滑らかで、とろりとした口当たりを求める方
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冷めてからの味わいの変化も楽しみたい方
コーヒーの味わい|COFFEE TASTING
香ばしいナッツを思わせる香りが、穏やかに広がります。
口に含むと、チョコレートのような滑らかな質感と、角のないやさしい甘さが感じられます。
温度が下がるにつれて、桃のようなみずみずしい甘さと、とろりとした質感が現れ、レモンを思わせる爽やかな風味が全体を軽やかにまとめます。
豊かな甘さと美しい透明感が調和し、時間とともに表情を変えるエレガントなコーヒーです。
A gentle aroma reminiscent of roasted nuts rises from the cup.
On the palate, a smooth, chocolate-like texture is accompanied by soft, rounded sweetness.
As the coffee cools, juicy peach-like sweetness and a rich, silky mouthfeel emerge, followed by a refreshing touch of lemon.
An elegant and expressive cup with a beautiful balance of sweetness and clarity.
内容量
125g、250g、500g、1kgからお選びいただけます。
挽き目
豆のまま、細挽き、中挽き、粗挽きからお選びいただけます。
ご使用になる抽出器具に適した挽き目が分からない場合は、「豆のまま」または「中挽き」がおすすめです。
牛10頭から取り戻した、エル・ミラドール農園
このコーヒーを生産したのは、コロンビア・ウィラ県パレスティナのオクタビオ・ルエダ・ラミレス氏です。
オクタビオ氏のコーヒー栽培歴は約30年。しかし、その歩みは順調なものではありませんでした。
両親が負債によってすべての土地を手放した後、オクタビオ氏は農園を持たない状態から再出発します。
各地の農園を渡り歩き、コーヒーチェリーを収穫するピッカーとして6年間働きました。
そこで得た収入を消費するのではなく、毎年、牛へと替えて叔父の農園で育ててもらいました。少しずつ増やした牛は、最終的に10頭になります。
その牛を売却して頭金をつくり、手に入れたのが現在のエル・ミラドール農園です。
「コーヒーのおかげで、今あるすべてを築くことができた」
一杯の背景にあるのは、希少品種という言葉だけではありません。失った土地を、自らの仕事によって取り戻した生産者の物語です。
30年の経験を、ピンクブルボンへ
オクタビオ氏は、カスティージョやレッドブルボンなどの栽培を通じて、長年コーヒー生産の経験を積み重ねてきました。
現在は、その経験を希少なピンクブルボンの栽培と、より精密な精製工程へ生かしています。
栽培、収穫、輸送、発酵、乾燥の各段階を細かく管理することで、ナッツやチョコレートの親しみやすい甘さと、桃やレモンを思わせる明るい透明感を引き出しています。
味わいをつくる精製プロセス
1.農園環境を整える
年に4〜6回の除草を行い、コーヒーの木が日照、水分、土壌の栄養を十分に吸収できる環境を維持します。
収穫後は、地面に落ちた実や木に残った乾燥果実を回収する「Re-Re」と呼ばれる作業を実施。コーヒーノキキクイムシなどの害虫が繁殖する場所を減らし、次の収穫に備えます。
コーヒーの列間には混植作物を取り入れ、日陰の形成、土壌流出の抑制、有機物の還元につなげています。
2.品種に合わせた施肥
化学肥料は約4カ月ごとに施用し、すべての木に同じ肥料を与えるのではなく、品種や木の状態に応じて配合を調整します。
さらに、コーヒーチェリーの果肉からつくった有機コンポストを年1回使用し、土壌環境を整えています。
3.完熟したチェリーだけを収穫
ピンクブルボン特有のサーモンピンク色まで熟したチェリーを、手作業で選んで収穫します。
収穫後は水を使った比重選別を行い、未熟果、過熟果、虫害果などを取り除きます。
4.低温状態を保って輸送
選別されたチェリーは冷蔵トラックを使い、低温状態を保ちながら精製施設へ輸送します。
収穫から施設到着までの時間を48時間以内に管理し、移動中に意図しない発酵や品質劣化が進むことを抑えます。
5.受け入れ検査とサイズ選別
施設へ到着したチェリーは、サンプル検査、水を使った選別、光学式選別機による確認を受けます。
さらに、チェリーを3つのサイズに分類。大きさを揃えることで、その後の発酵や乾燥の進み方を均一にします。
6.24時間のチェリー発酵
果肉を除去する前のチェリーを、プラスチックタンク内で24時間静置します。
チェリーの状態で予備発酵を行うことで、果実が持つ甘さや香りの形成を促します。
7.バイオリアクターによるオキシデーション
果肉を除去した豆を、酸素量や温度などの環境を管理できるバイオリアクターへ移します。
酸素を含む環境下で微生物の働きを管理し、ピンクブルボンが持つ果実味、甘さ、香りを引き出します。
約48時間の工程を終えた後、豆を3回洗浄。複雑な香りを残しながら、雑味の少ないクリーンな質感へ整えます。
8.制御乾燥と15日間の安定化
温風、冷風、除湿を組み合わせた乾燥設備を使用し、外部の天候に左右されにくい環境で水分を整えます。
提供資料では、乾燥期間は約2日間。乾燥後はGrainProとフィケバッグで包装し、15日間休ませます。
この期間に豆内部の水分状態を均一にし、輸送・保管中の品質を安定させます。
コーヒー情報|TRACEABILITY
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生産国:コロンビア
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生産地域:ウィラ県パレスティナ、ロス・オリボス
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農園:エル・ミラドール農園
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生産者:オクタビオ・ルエダ・ラミレス
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標高:1,830m
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品種:ピンクブルボン
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精製方法:オキシデーション
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焙煎所:CAFE TALES
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フレーバー:ナッツ、チョコレート、桃、レモン
Country: Colombia
Region: Los Olivos, Palestina, Huila
Farm: El Mirador
Producer: Octavio Rueda Ramírez
Altitude: 1,830m
Variety: Pink Bourbon
Process: Oxidation
Roaster: CAFE TALES
Flavor Notes: Nuts, Chocolate, Peach, Lemon
ピンクブルボンについて
ピンクブルボンは、熟したチェリーがピンクやサーモンのような色になることから、その名で呼ばれています。
かつては、レッドブルボンとイエローブルボンが自然交配して生まれた品種と考えられていました。
しかし、一部の遺伝子検査では、検査対象となったピンクブルボンがブルボン系統ではなく、エチオピア在来種に近い遺伝的特徴を持つことが示されています。
一方で、「ピンクブルボン」の名称で栽培・流通しているすべての木が同じ遺伝子を持つとは限らず、正確な起源や分類には現在も確認すべき点が残されています。
一般的には、花、紅茶、シトラス、熟した果実を思わせる香りと、滑らかな甘さを表現しやすいコーヒーとして知られています。
今回のロットでは、管理されたオキシデーションプロセスによって、ナッツとチョコレートの穏やかな甘さに、桃とレモンの明るい印象が重なっています。










