農園主のカルロス・アンドレス・ザンブラノさんのカスティージョは
焦がしキャラメルのようなほろ苦い甘さを感じられる
とってもバランスのとれたコーヒーです。
ほんの僅かマンダリンオレンジのような
柑橘系のピールの酸味も感じれます。
酸味:★★★☆☆(ほどよく)
コク:★★★★☆(やや強め)
苦味:★★★★☆(やや強め)
香り:★★★★☆(やや強め)
風味:焦がしキャラメル、マンダリンオレンジ、アーモンド
【トレーサビリティ】
農園主:カルロス・アンドレス・ザンブラノ
農場名:エル・デルンブレ
村名 :ブエナビスタ
自治体:タンボ
県名 :カウカ
高度 :2,024 m
品種 :カスティージョ
精選 :ダブルファーメンテーション ウォッシュド
焙煎所:TAOCA COFFEE
農場のメンテナンス:
農場での清掃は、すべての施肥の前に4か月ごとにコーヒーの木でプラテオ①を行い、
3か月ごとにコーヒー通りで鎌を刈り取り、雑草の成長を防ぐために年に1回除草剤を散布します。
プラテオ①とは:木の幹から半径30cm以内の領域にスペースをつくること
この地域では、水分を保持する為に斜面のある農場で問題となる土壌侵食を防ぐために、
低い雑草を植えることが許可されています。
施肥:
コーヒーの木は、120グラムの化学肥料を使用して、
すべての木の表面で4か月ごとに施肥されます。
また、分解したコーヒーパルプに有機肥料を年1回施肥しています。
収穫:
収穫は5月に始まり、7月に終わります。
コーヒーチェリーは20日ごとに、濃い赤色のときに摘み取られます。
発酵:
コーヒーチェリーは24時間発酵させた後、
パルプ化してタンク内で36時間発酵させます。
最後に、コーヒー豆を5〜6回洗浄します。
機械設備:
パルピングマシン。
セメントタンク。
放物線染色機。
乾燥方法:
パラボリックドライヤーには2つのレベルがあります。
洗いたてのコーヒーは、できるだけ水分を取り除くためにレベル1で乾燥させ、
仕上げにレベル2で乾燥します。
このプロセスには7〜10日かかる場合があります。
保管方法:
寒さがコーヒーの湿度を上げる可能性がある為、
コーヒーは木製パレットに麻バッグに詰められ、一晩麻バッグで覆われます。
コーヒーは保管室に保管され、5〜10日間保管されます。
農園のストーリー:
私は5年間コーヒー農園に携わっています。
私はナリーニョ出身ですが、自分の農場を持ち、妻が家族の近くにいることができるように、カウカへ来ることにしました。
引っ越しした当初私は都会っ子だった為、農業への知識がなく、どの種を蒔いたらいいかわからず沢山種を買ってしまいました。
それから近所の人々からコーヒーのことを教わり、コーヒー生産者に相談し始めました。
私はカスティージョという品種を2,500本の木から始めました、
そしてコーヒーの世話を手伝ってくれた隣人のおかげで、私はコーヒーの栽培について少しずつ学んでいました。
私は現在、自分の作物を非常に誇りに思っています。
それは、私が素晴らしいコーヒー生産者になりたいという夢に加えて、経済的に安定しているからです。